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東京奥多摩 仏舎利塔

(ぶっしゃりとう)

山頂に輝く平和祈願の白亜塔

東京奥多摩仏舎利塔は、山梨県小菅村と東京都奥多摩町の境に近い大寺山の山頂付近に建てられている仏塔で、世界平和を祈願して建立された神聖な場所です。山の上に突然現れる白い大きな塔は非常に印象的で、まるで異国の建物のような雰囲気を持つ観光スポットとしても知られています。

大寺山の山頂に建つ仏舎利塔

仏舎利塔は、小菅村の金風呂地区を走る国道139号から大寺山を登った場所にあります。大寺山は山梨県小菅村、丹波山村、東京都奥多摩町の3つの地域にまたがる標高約982メートルの山で、自然豊かな山として知られています。

山頂へはそれぞれの地域から登山道が整備されており、小菅村ルートから登る場合は徒歩で約1時間ほどの道のりです。また、仏舎利塔建設時に作られた作業道が林道として残っているため、軽自動車であれば山頂近くまで車で行くこともできます。

仏舎利塔とは

仏舎利塔とは、お釈迦様の遺骨(舎利)を納める塔のことをいいます。仏教はインドで生まれた宗教であり、仏舎利塔はインドの仏塔を模して建てられています。そのため、日本にいながらもインドの建築様式を思わせる独特の雰囲気を感じることができます。

日本では古くから五重塔や三重塔などの形で仏舎利を祀る文化があり、近年では戦争で亡くなった人々の供養や世界平和を祈るために仏舎利塔が建てられることも多くなりました。この東京奥多摩仏舎利塔も、世界平和を願って建立されたものです。

東京奥多摩仏舎利塔の歴史

この仏舎利塔は、日本山妙法寺の藤井日達山主の発願により、立正安国と世界平和を祈念して建立されました。多くの人々の奉仕活動によって建設され、昭和49年(1974年)8月1日に落慶法要が行われました。

塔の高さは約36メートルあり、南インドで出土した仏舎利塔のレリーフをもとに設計されています。山頂に建つ真っ白な大きな塔は非常に目立ち、遠くからでも見ることができます。

山頂からの景色

仏舎利塔が建つ大寺山の山頂からは、奥多摩湖や周囲の山々を眺めることができます。天気の良い日には三頭山や鷹ノ巣山方面の山並みも見ることができ、静かな山頂でゆっくり景色を楽しむことができます。

また、奥多摩湖は東京都の大切な水源地でもあり、この場所が多くの人々の生活を支える水源の近くにあることも、この仏舎利塔の大きな意味の一つとなっています。

年に一度の記念法要

毎年5月の第4日曜日には、仏舎利塔で記念法要が行われます。この法要には日本山妙法寺の信者の方々が集まり、お経が山に響き渡る中で儀式が行われます。法要の際には花びらが空から舞い落ちる演出もあり、幻想的でとても神秘的な雰囲気に包まれます。一般の人も見学することができます。

まとめ

東京奥多摩仏舎利塔は、大寺山の山頂に建つ世界平和を祈るための仏塔で、自然豊かな山の中に突然現れる白い塔が印象的な場所です。登山やドライブで訪れることができ、山頂からの景色や静かな雰囲気を楽しむことができます。

自然、歴史、宗教文化、景色を一度に感じることができる場所であり、小菅村や奥多摩周辺を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい静かな観光スポットの一つです。

Information

名称
東京奥多摩 仏舎利塔
(ぶっしゃりとう)

勝沼・石和温泉

山梨県