山梨の果実の代表「ぶどう」。四方を山に囲まれた盆地気候は、日照時間が長く降雨が少ない。その上、夏暑く冬寒い他、名水の里といわれる美味しく豊かな水が、ぶどう栽培の好条件となっている。新品種も登場し、色とりどりの美しいぶどうが楽しめる。可愛らしい小粒の温室デラウエアは、上品で豊かな甘み。種なしピオーネは、房も粒も巨峰より大きく甘みも強い品種として人気。気品あふれる容姿と見事な風味から“ぶどうの女王”と称賛されている甲斐路は、大粒で果皮が薄く、果汁もたっぷり。赤系ぶどうでは一番の甘みだ。
旬 8月 9月 10月
シャインマスカット
農研機構果樹研究所が育成した皮ごと食べられるマスカット香を有した品種です。非常に食味に優れ、現在、山梨県で最も生産量が多いぶどうです。ハウス栽培も盛んにされていますが、露地の収穫は8月中旬頃から始まります。