“くろ玉”は、上質のえんどう豆あんを黒砂糖羊羹で包んだその名の通り、真っ黒な玉状の和菓子。明治時代より続く山梨県甲府市の老舗の和菓子店「澤田屋」が、1929年(昭和4年)に発売して以来ロングセラーとなっている商品である。甘さの違う2種類の砂糖を使うなど、独自の発想と伝統の技術を受け継ぎ、現在も手作りでひとつひとつ作られている。
青えんどう豆で作る鮮やかな緑色のうぐいす餡に、粒の食感を残しながら別煮した青えんどう豆も加え、豆本来の優しい味わいを引き立てました。餡をまるめ、こくのある黒糖羊羹で包んだ風味豊かなお菓子は、発売当初と変わらない製法で丁寧に手作りしています。
良質の植物性タンパク質やビタミンA・B群が豊富なえんどう豆と、美容にも良いとされるミネラル豊富な黒糖を使った健康にも優しい銘菓だ。