北杜市明野町は、露地きゅうり、さやいんげんの代替として「にがうり」を栽培。我が国でトップクラスの日照時間の長さが好立地条件となり栽培面積が急拡大。病害虫が少なく、栽培しやすいため、地域の主力野菜品目となった。また昨今の健康ブームにより、消費が順調に伸びたことも量産を後押ししている。にがうりは、ボツボツとした突起のある果実の形状が特徴的で、独特のほろ苦さが人気だ。ビタミンCは、きゅうりの5倍以上含まれ、免疫力を高め、風邪の予防に効果があると言われている。沖縄県ではゴーヤと呼ぶ、熱帯アジア原産です。標準和名は「ツルレイシ」で、イボに覆われた果実の外観と、完熟すると仮種皮が甘くなるという2つの形質が、ムクロジ科の果樹であるレイシ(ライチ)に似ていることに由来する。おもに未熟な緑色の果実を野菜として利用する。
旬 7月 8月 9月 10月