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軍刀利神社(上野原市)

(ぐんだり じんじゃ)

山深き癒やしのパワースポット

軍刀利神社は、山梨県上野原市棡原にある歴史ある神社で、厄除けや縁結び、長寿祈願などのご利益で知られています。自然豊かな山間に位置し、神社の境内や奥の院、登山道など見どころも多く、近年ではパワースポットとしても注目を集めています。静かな山の中に佇む神社は、観光だけでなく心を落ち着かせる場所としても人気があります。

軍刀利神社の歴史と由来

軍刀利神社は約500年の歴史を持つ神社で、もともとは軍荼利夜叉明王を祀る神仏習合の信仰の場でした。鎌倉時代には新田義貞が堂を建て、軍荼利夜叉明王を祀ったことが始まりとされています。その後、室町時代に野火によって社が焼失し、現在の場所へ移されたと伝えられています。

戦国時代には軍神として武士たちから信仰を集め、特に武田信玄や岩殿城主小山田氏などから厚い崇敬を受けていました。明治時代の神仏分離により、祭神は日本武尊となり、現在の軍刀利神社として知られるようになりました。戦前には出征する兵士や家族が武運長久を祈願するために参拝するなど、時代とともに多くの人々の信仰を集めてきました。

巨大な剣のモニュメント

軍刀利神社の特徴的な見どころの一つが、拝殿の横に立つ巨大な剣のモニュメントです。この剣は、日本武尊が東国遠征の帰りに三国山の山頂で草薙の剣を祀ったという伝説に由来しています。神社の象徴ともいえる存在で、多くの参拝者が記念撮影をするスポットにもなっています。

奥の院と大カツラの木

拝殿からさらに山道を10分ほど登ると奥の院があり、そこには山梨県指定天然記念物の巨大なカツラの木があります。推定樹齢は約500年、高さ約33メートル、幹の太さは非常に大きく、近くで見るとその迫力に圧倒されます。

このカツラの木の根元からは冷たい清水が湧き出ており、「水の木」とも呼ばれています。昔からこの水は枯れることがないと伝えられ、神聖な場所として大切にされてきました。自然の力を感じることができる場所で、パワースポットとしても人気があります。

元社と登山コース

さらに山を登ると、標高約950メートルの場所に元社があります。ここは昔の社があった場所で、武田氏が戦勝祈願を行った場所とも伝えられています。元社までの登山道は自然豊かな山道で、途中から富士山が見える絶景スポットもあります。

登山が好きな人にとっては、神社参拝と登山を同時に楽しめる魅力的なコースとなっています。特に秋の紅葉シーズンや新緑の季節は景色が美しく、多くの人が訪れます。

境内の見どころ

鳥居と参道

軍刀利神社には一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居があり、山の中へと続く参道はとても静かで神秘的な雰囲気があります。参道を歩いていると、昔から多くの人がこの道を通って参拝してきた歴史を感じることができます。

拝殿と本殿

拝殿と本殿は山の斜面に建てられており、自然に囲まれた静かな空間の中にあります。ここでは厄除け、縁結び、子宝、安産、長寿など様々なご利益があるとされています。

年間行事

軍刀利神社では年間を通して様々な祭事が行われています。元旦の歳旦祭、4月の例大祭、10月の秋祭、11月の新嘗祭、12月の除夜祭などがあり、地域の人々にとって大切な行事となっています。特に正月の初詣の時期には多くの参拝者で賑わいます。

交通アクセス

電車で訪れる場合はJR中央本線上野原駅で下車し、富士急バスで「井戸」行きに乗車して終点で下車します。バス停から神社までは徒歩約15分ほどです。奥の院のカツラの木まではさらに山道を歩く必要があります。

車の場合は上野原インターチェンジからアクセスすることができ、神社の近くに駐車場もあります。ただし、初詣や紅葉シーズンなどの繁忙期は混雑するため注意が必要です。

観光スポットとしての魅力

軍刀利神社は歴史、自然、信仰が一体となった観光スポットです。巨大な剣、奥の院の大カツラ、湧き水、山の景色、登山道など見どころが多く、ゆっくり時間をかけて巡ることができます。

特に奥の院のカツラの木と湧き水の風景はとても神秘的で、訪れた人の心を落ち着かせてくれます。自然の中で静かな時間を過ごしたい人や、パワースポット巡りが好きな人、歴史や神社に興味がある人におすすめの観光地です。

山の静けさと歴史の深さを感じることができる軍刀利神社は、上野原市を代表する観光スポットの一つとなっています。

Information

名称
軍刀利神社(上野原市)
(ぐんだり じんじゃ)

河口湖・富士吉田

山梨県