富士山の北麓に点在する富士五湖の中で最も東にある、最大の面積を持つ湖。
湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位。
水深は富士五湖の中で最も浅い13.3メートル。
形が牛に似ていて、北を上にして見ると鯨の形にも似ている。
富士箱根伊豆国立公園に指定され、
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている。
コイやウグイ、ワカサギが生息する。
比較的、波が穏やかなため冬期は結氷する事もあり、ワカサギの穴釣りが楽しめる。
湖畔
山中湖は朝夕の風景や富士山の眺望スポットが多数あり観光地として人気。
山中湖園地を中心に、ホテルや旅館、民宿などの宿泊施設やレストラン、文学館、美術館、が点在している。
山中湖は、富士山の北東に位置する湖で、富士五湖の中で最も東にあります。標高は982メートル、面積は6.46平方キロメートルで、富士五湖の中で最も大きい湖です。また、湖の周囲は13.3キロメートルに及びます。湖の深さは平均して13.3メートル、最大深度は20メートルです。
山中湖は、富士箱根伊豆国立公園の一部であり、自然豊かな環境が特徴です。湖の周辺には多くの観光スポットが点在しており、四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪景色が広がり、訪れる人々を魅了します。また、湖畔にはススキの群生地もあり、秋には美しいススキ野原が広がります。
山中湖周辺には多くの観光スポットがあります。代表的なものには、山中湖交流プラザ きららや、花の都公園などがあります。これらの施設では、季節ごとの花々やイベントを楽しむことができます。
また、山中湖では様々なアクティビティも楽しめます。釣りやボート、カヤックなどの水上スポーツが人気です。湖畔を走るサイクリングコースも整備されており、サイクリングやランニングを楽しむことができます。冬季には、湖面が凍結することがあり、氷上釣りも体験できます。
山中湖は古くから人々に親しまれてきました。その歴史は古墳時代まで遡ることができ、周辺には多くの古墳や遺跡が点在しています。また、山中湖は富士山信仰の一環としても重要な場所でした。江戸時代には、富士山を巡る信仰の道「富士講」が盛んで、多くの巡礼者が山中湖を訪れました。
山中湖へのアクセスは、公共交通機関と自動車の両方が利用可能です。バスを利用する場合、新宿駅や東京駅から直行バスが運行しています。自動車を利用する場合、中央自動車道の河口湖インターチェンジから国道138号線を経由して約30分で到着します。
山中湖周辺には多くの宿泊施設があり、旅行者のニーズに応じた宿泊プランを選ぶことができます。リゾートホテルや温泉旅館、ペンションなど、様々なタイプの宿泊施設が揃っています。また、キャンプやコテージなど、自然を満喫できるアウトドア施設も充実しています。
山中湖は、その美しい自然環境と多彩なアクティビティ、豊かな歴史と文化で多くの人々を魅了しています。四季折々の風景を楽しみながら、さまざまな体験ができる山中湖は、訪れる価値のある場所と言えるでしょう。
富士吉田駅からバスで25分
御殿場駅からバスで40分
山中湖ICから車で5分